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第6回日本老年薬学会学術大会

大会長 大井 一弥

(鈴鹿医療科学大学 薬学部 臨床薬理学研究室 教授)

この度、第6回日本老年薬学会学術大会を2022年5月14日(土)~15日(日)の2日間、WEB開催(LIVE配信)にて行うこととさせていただきました。今回メインテーマは、 老年薬「学」の確かな実感であります。高齢者の多くは、認知症や骨粗鬆症といった高齢者特有の疾患背景があり、それに伴うポリファーマシーが大きな問題となり、さらに加齢変化に基づく薬物感受性の増加により薬物有害事象のリスクが増加します。また、認知機能の低下により服薬管理能力の低下および嚥下機能低下による残薬の増加や服薬アドヒアランスの低下などが発生してきます。日本老年薬学会は、このような高齢者薬物療法全般に関する研究を推進し、高齢化に伴うロコモティブシンドローム、フレイル、サルコペニアなどのADL低下の抑制など、予防医療分野に対しても貢献していくことを目的としています。このように本邦では、高齢者医療を取り巻く、多くのキーワードが医学や薬学の分野で取り上げられるようになりました。第6回大会は、新型コロナウイルス感染症の今後の情勢を踏まえて、WEB開催ではありますが、今後の学問領域としての老年薬学を構築するための熱い議論ができることを祈念しております。第6回日本老年薬学会学術大会に多くの皆様のご参加をお待ちしております。

2022年 2月25日